歯並びの治療というと、金属の目立つ矯正器具をつけて歯を少しずつ動かしていくというイメージが有ります。しかし、近年、歯科医院では、簡単に行える矯正治療方法が実施されています。それは、マウスピースで歯並びを矯正するインビザラインというものです。このインビザラインとは、取り外しが可能な透明のマウスピースを用いて矯正を行う方法です。
厚さ0.5mm程度の透明なマウスピースを、一日20時間以上装着します。最初に装着する時は少し違和感を感じますが、日が経つにつれて徐々に慣れていきます。この治療を行う際は、歯並びの状態を見て、治療完了までのマウスピースの必要個数、形状があらかじめ決定されます。そして、基本的に2週間ごとに新しいマウスピースに交換していきます。
治療期間は歯並びの状態によって異なりますが、だいたい1年から1年半くらいです。この歯科医院のインビザラインには、色々な利点が有ります。そのひとつが、従来の矯正方法にありがちな痛みが全くないことです。というのも、マウスピースで動く歯の移動量はわずかなので、過度な力がかかりにくいからです。
その他の利点は、マウスピースの取り外しが可能なので、従来のように装置にプラークが沈着することがないことです。毎日、マウスピースと自分の歯を清潔に磨くことができるので、虫歯のリスクがないです。また、食事の際に自由に取り外しが可能なので、普段と変わらず食事を楽しむことができます。上記のことから、歯科医院でとても人気が有ります。
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